料理やフードサービスの資格は、日常的にお料理をすることの多い主婦にとって、とても興味深い資格だといえます。その中でも、仕事にも家族に役立てる知識としてもおススメとなる、フード系の資格をピックアップしました。
おすすめ資格調理師の資格は、食品の栄養や衛生、適切な調理法などの知識があり、安全な料理を作ることができることを証明するもの。レストランやカフェといった飲食店を自分で開きたいという方や、飲食店はもちろん、ホテルや学校などの施設の厨房で働きたい、という人にも、ぜひ取得をおススメしたい資格です。調理師の知識や技能は、主婦が料理で家族の健康管理をしていくのにも大いに役立ちます。お仕事につながる資格としてだけではなく、お料理のスキルをアップさせる手段としても、資格取得を目指していかれるのはおススメです。
習得難易度 | ★★★★☆☆☆ |
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習得にかかる時間の目安 | 約6ヶ月 |
習得にかかる想定費用 | 約50,000円 |
ここで習得できます | ユーキャンの調理師講座 https://www.u-can.co.jp/調理師/ |
食品衛生責任者とは、飲食店や食品を加工・販売する店舗などで必要となる資格の一つです。主に食中毒などを起こさないよう、店舗や食品を衛生的に管理するのがこの資格の仕事で、営業許可証1枚につき、食品衛生責任者が必ず1名必要となります。資格の取得には、各都道府県の保健所などで行われている養成講習を受講して修了することが条件となっています。ただ、基本的には受講することで資格を取得することができるそうで、忙しい主婦であっても取得が難しくない資格です。
習得難易度 | ★☆☆☆☆☆☆ |
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習得にかかる時間の目安 | 1日 |
習得にかかる想定費用 | 約10,000円 |
ここで習得できます | 各都道府県の自治体、または保健所 |
フードコーディネーターとは、ヒト・モノ・コト・情報の各側面から、総合的に「食」をプロデュースするスペシャリストです。主な仕事としては、食品やメニューの開発やレストランのプロデュースなどがあり、その他にも様々なフード業界の場面で活躍することができます。主婦のように日ごろから料理に関わり、料理や食品に興味がある人はもちろん、食べることが好きで趣味は食べ歩き、といったような人にも、非常におススメの資格となっています。
習得難易度 | ★★★★☆☆☆ |
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習得にかかる時間の目安 | 約80時間 |
習得にかかる想定費用 | 約40万円前後 |
ここで習得できます | フードコーディネーター養成スクール http://www.sukenari.co.jp/food-coordinator-school/ |
食生活アドバイザー(R)は、健康的で安全な食生活をトータルでアドバイスしていく仕事です。そのため、食生活に関する様々な知識を身に付けることが大切で、健康管理の基礎から食習慣、マナー、ゴミ処理、リサイクルに至るまで、食生活に関する様々なことを学習していくのが特徴。家族の健康管理を食生活から行っていくのに十分な食の知識が得られますし、もちろんその知識を活かして食品関係のお仕事で活躍することも視野に入ってきます。家族の健康管理もおこなう主婦にとっては、大変メリットのある資格です。
習得難易度 | ★★★☆☆☆☆ |
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習得にかかる時間の目安 | 約4か月 |
習得にかかる想定費用 | 約40,000円 |
ここで習得できます | ユーキャンの食生活アドバイザー講座(R) https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/1327/ |
介護食士とは、咀嚼や嚥下の力が衰えている要介護者向けの食事が提供できる、専門知識を持った人に認定される資格です。食べる力が衰えている高齢者が、安全においしい食事が食べられるよう、食べやすさや栄養バランス、衛生面、食べる量まで考慮しながら食事を作っていける技能は、高齢化が進む現代社会では、とても有益なものと言えるでしょう。特に介護などに関わるケースの多い主婦にとって、仕事にも日常生活にも活用できる、取得するのに損のないおススメの資格です。
習得難易度 | ★★★☆☆☆☆ |
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習得にかかる時間の目安 | 約3ヶ月 |
習得にかかる想定費用 | 約30,000円~40,000円程度 |
ここで習得できます | 資格のキャリカレ/キャリアカレッジジャパン https://www.c-c-j.com/new_p/course/03_nursing_food/ |
しのぎを削るレストランやファーストフード店、惣菜店などの料理・フードサービス業界。次々と新しいサービスやメニュー、店舗が誕生し、目まぐるしく移り変わる流行や人気の波を引き寄せようと、常に多くの店舗で改革がすすめられています。そんな改革で主流となっているのが、新メニューの提案による顧客層の拡大を狙うもの。また、提供する食品の安全性をアピールし、購買層を増やそうという改革も多く行われています。こうした傾向にある業界ですから、調理に関する資格を持った人は需要があり、重宝されます。改革を進めてくれる人材の確保は、各社とても力を入れているところですから、需要の安定はこれからも期待ができます。ですので飲食業界で働きたいという希望がある主婦の方は、ぜひ資格の取得を検討されるのがおススメです。
当然ではありますが、食に関心がある人に向いている業界です。お料理を作るのが好きな人はもちろん、食品に関する知識を持ちたい人、食べることが好きな人など、食に関する興味を強く持っている人であれば、資格取得も楽しんで取り組めますし、取得した後も仕事にだけではなく、日常生活においても大いに活用されることでしょう。調理系の資格を一つ取得した後、もっと知識を深めたいということで、複数の資格を取得していく人も少なくないそうですよ。
「資格の取りやすさ」や「取得のためにかかる費用」は無視できない。それにせっかく資格を取っても「世間から必要とされている資格か」を考えていないと、そもそも仕事がないかも……。「ちゃんと稼げるか」や「長く続けられるか」も重要。ここではそれらを踏まえ、主婦にとくにおすすめの資格を6つピックアップして紹介しました。
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手に職がつく!
おすすめ資格 総合まとめ
「想定収入」「将来性」「ニーズ」「難易度」などの観点を踏まえ、おすすめの資格・講座をピックアップ。
金銭的に自立したい、知識や技術を身につけて就職や仕事に活かしたいなど、将来の支えになる資格を探している主婦の方は必見。