基本情報技術者とは、IT業界で働くための基本的な知識や技能が備わっていることを示す資格です。在宅ワークにも活かせる資格として、主婦からも注目されています。
基本情報技術者とは、IT業界で働くために必要な基本的知識や技能、実践的な活用能力を身に付けているかを認定する、経済産業大臣が行う国家試験の一つです。主にプログラマーやシステムエンジニアなど、すでにIT関連の職業についている人や、これからIT業界での就職を目指す人などを対象にしており、IT業界への登竜門的な資格試験として認知度・人気共に高いことが特徴となっています。受験者の平均年齢は若いことも特徴となっていますが、受験資格は特にないためIT技術を身に付けて仕事に活かしたい、という主婦の方からも注目度が高まっています。
基本情報技術者の資格は、認知度も高く国家試験ということもあり社会的な信頼度も高い資格です。ですので、これからIT業界で仕事をしたいと希望されるのであれば、即戦力として採用される可能性も高くなりますので、是非とも取得しておきたい資格と言えます。またIT業界では、在宅ワークの需要も高まりを見せています。子育てや介護などで家を長時間空けておくことができない主婦にとって、在宅ワークの可能性を広げるメリットのあるこの資格は魅力的と言えるでしょう。
基本情報技術者の資格を最も活かせるのは、もちろんIT業界です。プログラマー、システムエンジニア、Webデザイナーなどとして、IT業界で活躍していくことを目指すことができます。そのため、現在IT業界で働いている人も、さらなるキャリアアップを目指して資格を取得する人も多くいらっしゃいます。またIT業界での仕事は、在宅で行うことのできる種類のものも多くあります。より有利な条件での在宅ワークを目指す人にとっても、有利な資格であることは言うまでもありません。
基本情報技術者の資格は、国家試験ですしIT技術の知識や技能が問われることから、多くの方に難しい資格だと思われていますが、2023年6月時点での合格率だけをみてみると52.5%(※)。実は情報処理推進機構が実施する試験の中では、主に出題されるのが基礎的な知識だけということもあって、それほど難しいとはされていません。しっかりと勉強して試験対策をしていけば、十分合格の水準に達することができるでしょう。
基本情報技術者の資格を取得するためには、試験までにトータルして100時間以上の勉強時間が必要ともされています。過去問などの参考書を利用して独学していくことも可能ですが、資格の専門学校の講座や通信コースを利用して、試験に向けての勉強をしていくことも選択できます。イチから勉強を始める初心者の方には、独学よりも通学または通信講座で学んでいくことがおススメです。費用は掛かりますが、その方が効率的に必要な知識を得ることが可能です。
基本情報技術者の資格は、もしかしたら主婦には難しい資格として敬遠されがちな資格に分類されるかもしれません。しかしIT業界は、これからも需要が高まることが期待できる業種です。社会的信頼度も高いこの資格を頑張って取得してしまえば、就活にとても有利であることは言うまでもありません。また、ITの仕事は在宅でもできることが多く、在宅ワークで活躍されている方も少なくはありません。子育てなどの家事と仕事が両立できる職を得たい、年齢に関係なく長く働きたい、という希望をお持ちでしたら、ぜひ取得に向けて注目したい資格の一つと言えるでしょう。
受験資格 | 誰でも受験可能 |
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申し込み期間 | 春期:1月中旬から1ヶ月間 秋期:7月上旬から1ヶ月間 |
試験日 | 年に2回 (4月の第三日曜日、10月の第三日曜日) |
試験地 | 全国主要都市 |
受験料 | 5,700円(税込) |
試験内容 |
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問い合わせ先 (主催団体) | 独立行政法人 情報処理推進機構 東京都文京区本駒込二丁目28番8号 文京グリーンコートセンターオフィス15・16・18階(総合受付13階) |
「資格の取りやすさ」や「取得のためにかかる費用」は無視できない。それにせっかく資格を取っても「世間から必要とされている資格か」を考えていないと、そもそも仕事がないかも……。「ちゃんと稼げるか」や「長く続けられるか」も重要。ここではそれらを踏まえ、主婦にとくにおすすめの資格を6つピックアップして紹介しました。
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「想定収入」「将来性」「ニーズ」「難易度」などの観点を踏まえ、おすすめの資格・講座をピックアップ。
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